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【住宅ローン破産】マンション購入が招いたどん底の老後ストーリー
念願のマイホーム、新築のマンションを購入
証券会社に勤める普通の会社員で年齢30歳になる。
妻の出産を期に「新築マンション」を購入することに、念願のマイホームである。
場所は、埼玉県和光市内で都内へ30分圏内で行け、通勤にも不便を感じない。
マンションより「一戸建て」を身の回りから進められていたが、
一戸建ては高くて購入できないし、駅から離れる、という思いで、
まともに調べもしていなかった。
同時期に会社の同僚から、
同じくらいの金額で「庭付き一戸建て」のマイホームを買ったと聞いたときは、
正直、悔しい思いをしたものだ。
ただ、駅から3分でセキュリティー万全の日当たり良好という好条件。
「一戸建て」とは違うメリットは非常に大きい。
さらに購入時に、
「将来売りたくなったら、マンションは売りやすい」
というセールストークもあったので、売りたいときには売ればよいと考えている。
修繕積立金が年々高くなっていく…
マンションを購入して4年経過して、気になることがある。
それは、「修繕積立金」が倍額になるということ。
現在は、管理費1万円+修繕積立金5,000円=1万5,000円の支払いが、
毎月2万1,000円になってしまう。
さらに「修繕積立金」が5年毎に5~6,000円づつ上乗せがされ、
最終的には3万円となり、管理費1万円を入れると4万円。
なんか騙されているような気分でしょうがいないが、
契約時に「修繕積立金」が年を追うごとに上がる説明があった記憶もあった。
長い目を見れば、マンションも修繕は必ず必要になるのだから仕方ないとして考えている。
それは、「修繕積立金」が倍額になるということ。
現在は、管理費1万円+修繕積立金5,000円=1万5,000円の支払いが、
毎月2万1,000円になってしまう。
最終的には3万円となり、管理費1万円を入れると4万円。
なんか騙されているような気分でしょうがいないが、
契約時に「修繕積立金」が年を追うごとに上がる説明があった記憶もあった。
長い目を見れば、マンションも修繕は必ず必要になるのだから仕方ないとして考えている。
急きょ駐車場が必要になったが空きがない…
第2子が生まれ、長男は5歳となった。
今まで車は持たずに、自転車やバス・電車などで出かけていたが、
まだ、小さい子供が2人もいると普段の買い物や保育園・幼稚園の通園に
自転車でするのは辛く不便でした。
家計に余裕はないのだが、新車のミニバンを買うことにした。
盲点であったのが「駐車場」のことで、マンションの駐車場は満車状態で、
しかも、3台分も順番待ちをしている状況であった。
マイカーを買う事は決めたことなので諦めがつかず、
近所の駐車場を借りることにはしたが、マンションの駐車場よりも費用は高く、
歩いていかなければならない、というありさまだった。
住宅ローンは完済しても出費は続く…
定年退職の65歳になり退職。
子供たちはそれぞれ独立ができていた。
住宅ローンも完済できた・・・長かった。
ただし、マンション管理費と修繕積立金と駐車場などの支払いは続くので、
家計は楽ではなかった。
おおよそ合計が毎月約6万円の出費となる。
夫婦2人の年金を合わせても22万円程度。
22万-6万=16万円ほどしか残らない・・・。
生活は何とかなるレベルだが、
楽しみにしていた夫婦水入らずの老後の旅行は難しそうです。
悪い事は重なるもので・・・、
給湯システムが故障し、フローリングが痛み修繕をする事になり、
修理費用を払うことになった。 退職金を少しずつ切り崩しながらの生活をしており、満足に孫のおもちゃすら買ってやれない有様です。 当初、夢描いていた老後が崩れていくのを止められないのが、哀しくもある。
子供たちはそれぞれ独立ができていた。
住宅ローンも完済できた・・・長かった。
ただし、マンション管理費と修繕積立金と駐車場などの支払いは続くので、
家計は楽ではなかった。
おおよそ合計が毎月約6万円の出費となる。
夫婦2人の年金を合わせても22万円程度。
生活は何とかなるレベルだが、
楽しみにしていた夫婦水入らずの老後の旅行は難しそうです。
悪い事は重なるもので・・・、
給湯システムが故障し、フローリングが痛み修繕をする事になり、
修理費用を払うことになった。 退職金を少しずつ切り崩しながらの生活をしており、満足に孫のおもちゃすら買ってやれない有様です。 当初、夢描いていた老後が崩れていくのを止められないのが、哀しくもある。
大規模な修繕 or 建て替えが必要になるが…
5年がすぎて70歳になり、新築のマンションも既に築40年になっていた。
定期的な修繕は小規模で行われていたが、
外壁や屋根、エレベーターや配管なども修繕が必要となった。
マンションの管理組合では「マンション建て替え」をしたほうが良いという案もあるが、
築40年にもなるとマンションには空き部屋の数も増えており、 「修繕積立金」も世帯数が減ったことにより、「マンション建て替え」にはお金が足りていない。
当然、今の住民で補てんをしなければならない。
しかし、定年退職をした年金暮らしの生活でもあり、他の住民も似たり寄ったりの状況。
老後資金の貯蓄がギリギリ確保できているのが現状で、 とても「マンション建て替え」の費用など出せるわけがない。
また、住民の80%の了承がなければ、「マンション建て替え」は進めることはできないので、 現実的に不可能なことで諦めるほかはない案でもある。
マンションの管理組合では「マンション建て替え」をしたほうが良いという案もあるが、
築40年にもなるとマンションには空き部屋の数も増えており、 「修繕積立金」も世帯数が減ったことにより、「マンション建て替え」にはお金が足りていない。
当然、今の住民で補てんをしなければならない。
しかし、定年退職をした年金暮らしの生活でもあり、他の住民も似たり寄ったりの状況。
老後資金の貯蓄がギリギリ確保できているのが現状で、 とても「マンション建て替え」の費用など出せるわけがない。
また、住民の80%の了承がなければ、「マンション建て替え」は進めることはできないので、 現実的に不可能なことで諦めるほかはない案でもある。
マンションが売れない…
マンションの劣化は進む一方で、
修繕をしなければ新しい住民の入居は無いのもあきらかなこと。
さらに住民が減ってしまえば、「管理費」も「修繕積立金」も集まらなくなるので、
小規模な修繕・メンテナンスも出来なくなる可能性もあり悪循環でした。
今のマンションに見切りをつけ、夫婦で暖かい地域にある「介護付き老人ホーム」にでも入所を考え、 マンションを売り出してみたが、人口減少問題を抱える現代で、 マンション物件が余っている状態とのことで、マンションの買い手は見つからない。
マンション修繕もできないで老朽化が進み、売りたくても売れない。
現状から打開する手段もなく、不安を抱えながら住み続けるしかない。
マンションを購入する時に、まわりの言うことに耳を傾けていればと後悔をしている。
若い時に調べていれば、変わった老後を暮らしていたのだろうか・・・。
「【住宅ローン破産】リスクが大きい人」へ
修繕をしなければ新しい住民の入居は無いのもあきらかなこと。
さらに住民が減ってしまえば、「管理費」も「修繕積立金」も集まらなくなるので、
小規模な修繕・メンテナンスも出来なくなる可能性もあり悪循環でした。
今のマンションに見切りをつけ、夫婦で暖かい地域にある「介護付き老人ホーム」にでも入所を考え、 マンションを売り出してみたが、人口減少問題を抱える現代で、 マンション物件が余っている状態とのことで、マンションの買い手は見つからない。
現状から打開する手段もなく、不安を抱えながら住み続けるしかない。
マンションを購入する時に、まわりの言うことに耳を傾けていればと後悔をしている。
若い時に調べていれば、変わった老後を暮らしていたのだろうか・・・。